どうも!しろだんごです!
僕は以前も言ったんですが理学療法士という仕事で病院で働いています。
簡単に説明すると、ケガや病気になった患者様が退院できるように、体力が落ちないようにストレッチしたり運動を促したりするリハビリのお仕事です。
なので患者さんと関わる機会は必ずあり、それは20代くらいの若い人から90歳超えている高齢者の方まで幅広いです。
僕の病院は療養病棟もあり、亡くなるまで入院されている患者様もおられます。また高齢の方だと病気が急変することもあります。
そのために、担当していた患者様が亡くなることもあります。
僕はまだ理学療法士歴2年目のひよっ子ですが今までで数名の担当した患者様が亡くなることがありました。
最初担当していた患者様が亡くなったのは入職して3か月経った頃でした。
リハビリの朝ミーティングの時に退院した人の名前を科長が読み上げるのですが、そこで僕のある担当患者様の名前が呼ばれ、「あの人退院できるような状態じゃなかったし、事前に聞いてないけどな~」って考えてました。
その後、一緒に担当している作業療法士の先輩に聞くと「亡くなっちゃったらしいよ~。いい人だったのにね。サマリー書いといてね」と普通に言われました…。
僕は驚きました。そんな悪い状態じゃなかったし、前日にもリハビリをし笑顔で僕と話していたからです。悲しかったですが、僕の身内でもないし、僕が関わっていたのはリハビリの時だけです。
そんな知っている人が亡くなった少しの悲しみと、命がなくなったことを淡々と僕に話した作業療法士の先輩の雰囲気、その後普通に仕事がある状態もあってその一日なんか不思議な気分でした。
それと同時に「これが医療職か」と思いました。
リハビリなので医者や看護師ほど患者様と密接に関わりません。ですがやはり命を扱う医療職です。
そんな事を感じていた僕ですが1年が経ってからは担当患者様が亡くなっても、悲しいですが、ある意味事務的に淡々とその後の処理を行えるようになっていました。
医療職なのでしょうがないことなんですが、このように割り切れるようになった自分は変わったなぁ~と、『慣れ』ってちょっと怖いな~と、このちょうど働きだして1年経ったためかふと思いました。
命の問題は難しいなぁ~。なんか哲学とか倫理とか勉強すればもっとわかるんでしょうか?そんなん言ってたら仕事にならんし、変な宗教に勧誘されちゃいそうだな。
まぁ深く考えないのが吉ですね。『適当』って案外大事だな。
僕はクローン病という病気に罹患しているので人より早く死ぬ可能性がほんのちょっと高いと思うけど、残りの人生楽しく生きよう。
最近の好きな言葉は『時間は有限』!
てか時間足りない。精神と時の部屋orネギまのエヴァちゃんの別荘みたいなよくある特訓部屋欲しい!
以上!20代の若造のひとり言でした。