どうも!しろだんごです!
今日は僕の職業である理学療法士の今後について書いていきたいと思います。
目次
今年も始まったリハビリの実習
何回か書いていますが、この冬の時期になると理学療法士や作業療法士の学生はつらい実習が始まります。
簡単に説明するとリハビリ職の学生は約2~3週間の短期実習1回と約8~9週の長期実習が2~3回あります。この実習というものは国家試験を受ける為には必須となっています。
↓過去の実習関連記事です↓
今僕の職場にも実習生が来ています。知識がないのはしょうがないとしても社会性に問題があるんじゃないか?と思うくらいの実習生ですが・・・それは置いといて。
この実習が大変でリハビリ3、4年間で一番学生が落ちると思います。
ですがそれを乗り越えたら残りは国家試験。この国家試験は正直楽でだいたい合格率80%くらい。
そこで思いました。約1年でどのくらいの学生が理学療法士になっているんだろうかと。
理学療法士は飽和してくる?
広島県の有名なリハビリ専攻の学校3校だけでも定員60名ずつと考えて、合計180名。
全員受からないにしても広島県だけで約150人以上の人間は理学療法士になっている。
しかも僕の地元の島根県はリハビリ施設のある病院が少ないので広島県に出てくる事が多いので(そのうちの1人ですが・・・笑)さらに増えます。
広島県で単純に考えただけでも結構な人数が僕と同じ理学療法士になっているわけで、様々な病院やクリニック、老健などに就職していく事になります。
全国的には約6千~1万人が国家試験に合格しているようです。
これは・・・やばくないか?
今はまだ安定してどこでも就職でき、リストラされる事もない理学療法士ですがこれが20年、30年後となるとどうだろう?
確実に飽和してくる。そして僕が40代~50代の頃にはリストラされるかもしれない。
病院側からしたら体力があり、長期間働け、低給料の若い人材の方を採りたいでしょうし。
現に九州では・・・
リハビリが盛んな九州では認定理学療法士の人でさえリストラされる事があるようです。
そうやってリストラされた人がどこに行くかというと・・・そう!中国地方に流れてくる事が多いみたいです。
今は九州に近い山口県に流れていく事が多いみたいです。
認定理学療法士の方がリストラされるとか僕みたいなひよっ子が行ったら瞬殺ですね。まず採用してもくれないだろう。
ぶっちゃけリハビリって・・・
リハビリって効果がありますよーって意味のエビデンスレベルも低いし、診療報酬改定で肩身が狭くなってきている。
特に決まった治療法もないし、理学療法士によって得手不得手があり、手技も違う。
僕の職場でも脳血管障害の患者様に対してちゃんと評価し効果的な療法内容を文献等で逐一探して施術する理学療法士もいれば、ストレッチやマッサージなどで終わらせる理学療法士もいる。
マッサージやストレッチだけが悪いというわけではないですが、この二人の理学療法を受けた患者様は回復に明らかな差がある。
それでももらっている給料は二人共同じ。要はサボろうと思ったらサボれる仕事なんです。
僕がいくら頑張って勉強した知識で理学療法しようが、適当にちょいちょいってやっても点数は同じ。
出来高制でも指名制でもないので給料はほぼ変わらず。
リハビリ業界というか医療職は一般企業みたいに昇進が度々あるわけではないので、リハビリでは上は課長くらい。それ以外は皆同じ理学療法士。
年を重れる毎に雀の涙程給料が増えるくらいです。
4年間頑張って勉強した理学療法士は一般企業に就職した人より明らかに給料が安い。
給料で自分が上だとしても将来性は弱い。
うーむ。リハビリ大変だな。
今年の国家試験で・・・
後輩から聞いた話では今年の国家試験はとても難しかったそうです。学校でも問題になるくらい。
診療報酬の改訂もありますし、実習体制の見直しも今後あるようなので今後理学療法士ないしリハビリ業界がどうなることやら。
まぁ僕に今出来ることと言えばクビにならないように勉強を頑張るしかない!ですね。
あとは再開したFXでうまく資産運用していきたいです。リハビリ、FX、経済と勉強する事が多くて実際の趣味ができない。