インドアクローン

仕事と通院以外で外出することがない引きこもり人間の闘病(?)ブログです。自分の趣味とクローン病の事を書いていきます!!

クローン病の新たな再生治療『羊膜間葉系幹細胞』とは?

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どうも!しろだんごです!

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今回は兵庫医科大病院と北海道大病院が行っている治験「羊膜間葉系幹細胞(羊膜MSC)」について書いていこうと思います。

目次

 

新たな治療法?

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最近こちらの神戸新聞の記事を見つけました。

www.kobe-np.co.jp

僕が簡単にまとめますと羊膜の細胞「間葉系幹細胞」を使って治療するとクローン病や急性移植片対宿主病の症状が抑えられ、組織の再生が促されるそうです。そしてその羊膜を使った治験が世界初おこなわれるとの事です。

 

日本医療研究開発機構のHPにもっと詳しく書いてありました。

―世界初の治験!クローン病や急性GVHDに対する新たな細胞治療― 「羊膜間葉系幹細胞の治験製品提供と医師主導治験」を開始 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

この中にポイントとして以下の事が挙げられていました。

  • 世界初
  • 安全性の向上
  • 期待される有効性
  • 強力な開発体制
  • 低コスト化

羊膜は医療廃棄物となるので間葉系幹細胞が取りやすい上に、クローン病などの治療に有効的な可能性が高い。そりゃあ注目されますね。

クローン病の僕も大注目の治験です。できれば受けたいけどさすがに無理か。

 

そもそも羊膜間葉系幹細胞って何?

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Wikiさんによると・・・

間葉系幹細胞(かんようけいかんさいぼう)は、中胚葉性組織(間葉)に由来する体性幹細胞。間葉系に属する細胞への分化能をもつ。骨や血管、心筋の再構築などの再生医療への応用が期待されている。

間葉系幹細胞 - Wikipedia

最近話題の再生医療に使われるようですね。

間葉系幹細胞のあるすべての組織に含まれているそうですが、採取場所としては骨髄からと羊膜から摂取できるようです。

ですが骨髄からでは0.001~0.01と存在が低いため、治療に必要な細胞数を得るのが難しいんですが、羊膜は間葉系幹細胞を非常に多く有しています。

その数は数百~数千万個と桁違い!!

また上記でも書きましたが羊膜は医療廃棄物なので提供してくれる帝王切開予定の妊婦さんに許可を得れば、処置時に出てくる胎盤から分離するので余計な注射であったり切開はありません。

骨髄だと骨髄穿刺という方法で行うのですが、端的にいうと横向きで丸くなってもらい背骨を浮き立たせた状態にし、骨髄に直接注射して吸引します。

注射なのでもちろん体に針を刺す必要があります。それで得られる間葉系幹細胞が僅かっていうのは割に合わないですよね。

 

クローン病への効果は?

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神戸新聞の記事では・・・

骨や脂肪、筋肉といった体内組織に分化する能力を持つ。拒絶反応を起こしにくく、免疫の働きを調節し、組織の再生を促すとされている。再生医療への応用に向け、難治性疾患治療や関節修復などの治験が進む。

神戸新聞NEXT|医療ニュース|羊膜細胞からクローン病治療薬 兵庫医大など治験へ

 としか書いておらず、兵庫医科大の山原准教授は・・・

MSCにも免疫を調整する作用があり、我が国では骨髄MSCが急性GVHDに対する再生医療等製品として既に実用化されています。

兵庫医科大学|~世界初の治験!クローン病や急性GVHDに対する新たな細胞治療~ 「羊膜間葉系幹細胞の治験製品提供と医師主導治験」を開始

と書いてあることから免疫を調節してくれるみたいです。

クローン病は免疫系の異常により発症していると考えられているため効果を発揮してくれそうです。

 

治験の内容としてはクローン病に対しては、既存の治療では効果が不十分の、中等度の活動期クローン病患者を対象とするみたいです。

低用量から始め、途中で安全であるか確認された後に高用量へ変えていきます。錠剤としてはもちろん作られていないので静脈投与のようです。

これを2019年度まで行うようです。治験の人頑張って~。

 

ラット研究結果も載せておきます。

『炎症性腸疾患に対するヒト羊膜由来、間葉系幹細胞の注腸投与法の開発』

https://www.noastec.jp/web/archive/study/files/2016_W05.pdf

 

 

最後に・・・

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薬は10年経てばガラッと変わるといいますが、前回あげたコレスチラミンもですが色々な治療があるものですね。

治験も考えましたが、クローン病の連絡先が北海道大学の方だったのでクローン病の治験は北海道でやるんですかね?

有給消化してプチ旅行になっちゃうな。笑

これは羊膜間葉系幹細胞の力&治験を受けているクローン病の方に頑張ってもらいましょう。

そしてまたフライドチキンにかぶりつける日がきますように・・・。